はじめまして。
~YORISOI~よりそい学び塾代表の本間健太です。子どもを笑顔にしたい!子どもを幸せにしたい!という思いを実現するため、開業しました。
さて、子どもたちは何のために学ぶのでしょうか?
子どもたちは、学校や塾で一生懸命に学びますが、その目的は何なのでしょうか?テストで良い点を取ることや、良い学校に入ることがゴールではありません。学びの本質は、将来、彼らが幸せに生きるための力を養うことにあると考えています。
幸せに生きるとは、どういうことなのでしょうか?そのための学びとは何でしょうか?
私が考える学びは、3つ。
一つ目は、自分の好きに夢中になる探究的な学び
二つ目は、自分らしく創造する学び
三つ目は、考える学び
1.自分の好きに夢中になる学び
自分と向き合ったことで主体的になった経験
以前の職場で働いていた時に、体調を崩したことをきっかけに自分と向き合いました。わたしは、子どもに関わるのが幸せであることを認識し、子どもたちが将来、社会に出ても幸せに生きられるような学びを提供していくことにしました。
自分が夢中になれることを見つけることで探究する
今の子どもたちに目を向けると、自分が子どものころに比べて、自分と向き合う機会は多くなっています。それを受け止めることで、自分が中心にある学び、自分が夢中になれる学びができる。夢中になれば、”探究的な学び”と思わず、自然に探究します。必要なことを本から学んだり、調べたり、考えたり、自ら進んで学んでます。それが本来の学びであり、探究学習ではないでしょうか。
自分の好きなことを探究することで幸せに生きることにつながる
そして、その先にあるものは、自分の好きに夢中になれることで、他の人よりその分野の「はかせ」になる。他の人というのは、世界中ではなく、自分の周辺でいい。例えば、ダンス教室。地域でファンを作ることで、生き残っていけますよね。その100人に1人の「はかせ」の分野が2つあれば、100×100=10000となり、1万人に1人の「はかせ」になります。その「はかせ」を求める人がいれば、その人へ価値を提供できる。そうやって、幸せに生きることができるのではないでしょうか。
2.自分らしく創造する学び
AIなどのテクノロジーの進化により人は創造に集中できる
AIの登場により、一部の仕事がなくなるかもしれないと言われたのを覚えてますでしょうか?単純作業がAIに置き換わることによりどんどん効率化していくことでしょう。ということは、人がやることは、AIができる単純作業ではなく、人の温もりが必要な人と接することや世の中に無い何かを創造するという人しかできないことに集中できるということです。
受験勉強だけでは創造力は育まれない
創造=新しいものを生みだすというのは、今、存在する何かと何かの組み合わせるというやり方があります。受験に向けた勉強で、その何かと何かは知っていても、それを組み合わせる創造力は育まれないと考えます。だから、自分で創造する学びが未来を生きる今の子どもたちに必要だと考えます。
3.考える学び
夢中に探究することも、創造することも、その基礎には考える力が必要となります。考えることが出来なければ、探究することも、創造することもないでしょう。
考えるとは、「問うこと」で始まり、「つなげること」で進んでいく。
考えるとは何なのか?「問うこと」で始まり、「つなげること」で進んでいく。
問うことというのは、なぜ?と思うこと。何でそうなっているのか?と疑問を持つこと。目の前で起こっていることを「ただ」見ているだけでは、考えるには至りません。なぜそうなるのか?と思うことで、考えることが始まる。
そして、自分の経験や知識と「つなげること」で、なぜを自分で解釈できるようになります。それが考えることだと思います。これを一言でいうのは簡単ですが、実行するのはとても難しいです。
「おなもみ」とマジックテープは、くっついてはがせるという点でつながる
例えば、植物で服につく丸いとげとげを”おなもみ”と言いますが、そのくっつく構造がマジックテープの構造に利用されています。これを開発した方は、簡単にくっついてはがせる構造を開発したいと考えた時に、「おなもみ」は服にくっついてはがせるという経験・知識を抽象化して、開発したい構造と「つなげること」で、開発できたのだと思います。
「つなげる」とは、抽象的にとらえて、同じものを探すこと
この具体と抽象化して捉えるということは、算数・数学で無意識に行ってます。猫も、リンゴも、1と数えますよね?具体的には違うものなのに、人は、同じ1として見ます。数学で苦手と思う、xやyも抽象化した表現です。1や2,0.5などもすべて、xで表現されますよね?中学数学でつまずきやすいのは、この抽象化を理解しきれないことにあると考えられてます。逆に、数学が得意な子は、この抽象化が得意ということです。(これは、計算が得意という具体的な扱いが得意というのとは違います。)
考える力を育てるために必要なこと
考える力を育てるためには、この3つ。
- 疑問に思う習慣であり、興味を持つことである。
- 「つなげる」元となる様々な体験や経験、知識を蓄える。
- 「つなげる」経験。
私たちが行っている「スコップスクール」では、プロのクリエータが「つなげて」きた経験(創造)を知り体感できます。
最後に
わたしは、子どもたち一人ひとりが幸せに生きるための最適な学びを提供していきます。子どもたちは、幸せに生きる未来の扉を自分で開けていく必要があります。
子どもたちだけでなく、私たち大人もその未来を一緒に考え、彼らがその扉を自分で勇気を持って開けれるようサポートしていきませんか?
追記)「好きなことで生きていけること」が「幸せに生きること」だと考えてましたが、ある本と出会い、それだけではないことに気付きました。「提供する価値が誰かのためになっていること」自体が、誰かの幸せでもあり、自分の幸せでもあるということです。自分の好きなこと・やりたいことで、誰かのためになるのであれば、これ以上幸せなことは無いですよね。
よく考えてみれば、私が起業したのも、子どもたちのために何かをしたいという気持ちでした。
ただし、他人のために自分を犠牲にしてはいけませんよ。
お気軽に体験のお申込みをください。
対面での相談も受け付けております。電話・メールでもお気軽にお問合せください。
<経歴>
静岡県藤枝市出身。
2009年:国立信州大学数理・自然情報科学科を成績優秀者で卒業。
同時に高校数学の教員免許を取得。
同年:自動車メーカに就職し、電気電子設計開発業務に携わる。国内軽自動車を担当し、新型車の開発やECU開発に携わり、開発計画、設計、試験、製造など開発サイクルの最初から最後までを経験した。その後、次世代プラットフォーム開発や業務効率改善の新規の取り組みを実施した。その中、新しいものの生みだし方(イノベーション)を学んだ。
2023年:体調不良を機に自分と向き合い、14年務めた会社を退職。
2024年現在は、小学生と年長の子どもと4人家族で佐鳴台に住む。