「答えのないゲーム」を楽しむ思考技術 著:高松智史 (実業之日本社)
社会に出て働きだすと、学校のテストみたいに点数を取ればいいというわけではないというのは、なんとなくわかっているけども、、、。じゃあどうしたらいいの?という疑問に答えてくれている一つの本だと感じました。
”学校のテスト”=”答えのあるゲーム”だけども、社会に出たら「正解!」って言ってくれない=”答えのないゲーム”ばかり。上司から新しい企画を考えてくれと言われたため、部下は考えて、これでいいですか?と持ってきた。部下は、「正解!」と言ってほしいですが、新しい企画が良いか悪いかだなんて、世の中に出してみないとわからないという正解のないゲームなので、上司は「そんなのわからない」が本音でしょう。私も経験してきました。
答えのないゲームに立ち向かうには、自分で考えろって話ですが、どう考えたらいいのー?ってなりますよね。この本では、「思考技術」として紹介され、その答えの一つになるのだと思いました。
理論だけでなく、実践できる内容で書かれており、これはちゃんと「暗記」して実践していきたいと思いました。
答えのあるゲームに囲まれている子どもたちだからこそ、答えのないゲームに取り組んでほしいと考えております。これは、実践あるのみと考えているので、自分が率先して取り組み、子ども達に伝えられればと考えております。
普段、自分の子どもに何か聞かれた時には、「自分で考えてみて」と答えています。それで出した答えがいいかどうかは伝えていません。多少の失敗はすればいいと思ってますし、親がいいかをどうか判断したら、親の顔色を伺ってしまいますからね。これからも、親が正解というゲームではなく、答えのないゲームを子どもにさせていきたいと思っています。子どもにとってみれば、「えー、いいか悪いか答えてよ」って思ってるかもしれませんが。
たくさん売れている書籍なので、読んだことある方も多いかもしれません。読んだことない方は是非読んでみてください。
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