のブログにある疑問「なぜコンピュータの世界では、2進法(0と1だけの世界)を使ったのか?」を紐解いていきたいと思います。
コンピュータの中には、計算する場所、記憶する場所、インターネットと接続する場所など、いろいろな場所があり、場所と場所の間の会話は「電気信号」で行われています。ここでは、簡単に説明するために、たとえで話をします。
<たとえ話>
自分と遠くに見える人がお互い旗を持ってやり取りしています。遠くで見にくいため、相手が「旗を上げた」と「旗を下げた」のわかりやすい2種類で判断するようにしました。
電気信号もたとえ話のように、電気信号が「大きい」「小さい」の2種類でやり取りされています。
この会話を人間にもわかる言葉(数字)で表すために、やり取りしている2種類の信号を2つの数字「0」と「1」(2進法)で表すことにしました。疑問は解決しましたでしょうか。
ここでは、かなり簡単に書いております。もっと詳細を知りたくなった方がいれば、ぜひ自分で電気信号やコンピュータについて調べてみてください。自分で調べられそうになければ、一緒に調べましょう。
余談ですが、ここでは、”数学”と”電気”がつながりました。
私は以前、自動車の電気にかかわる設計をしておりました。私の身近なもので、数学が電気とつながり、電気が自動車とつながり、自動車が皆さんとつながります。いろんな仕組みの裏側にどんな数学が使われているのだろうかと考えてみるのもいいかもしれません。